公開日:2020年9月26日 最終更新日:2020年11月5日
WordPressローカル環境構築ツール「Local」で構築したWordPressのバージョン変更方法についてご紹介します。
Localを使ったWordPressのローカル環境構築方法の記事で「残念なところ」として「初期インストールのWordPressバージョンが固定されている」という項目をリストアップしましたが、実は意外と簡単にパージョンの変更ができます。
と言うのも「Local」にはWordPressのコマンドラインツール「WP CLI」が予めインストール済みなので、ターミナルにて様々な作業をコマンドで実行することができ、それを利用します。
WP CLIについてはこちらの公式ホームページにて
https://wp-cli.org/ja/
では早速、WP CLIコマンドでWordPress本体のバージョンを指定したアップデート(またはダウングレード)するには、以下のコマンドを実行するだけです。
wp core update --version=5.5.1 --force --locale=ja
このコマンドは現在インストールされているWordPressのコアを指定バージョンに変更します。
–version=X.X.Xでインストールするバージョンを指定します。
現在インストールされているバージョンより古いバージョンを指定することで、ダウングレードもできます。
他にもコマンドはたくさんありますが、興味がある方はよく使うWP CLIコマンド一覧もご覧ください。
以上。簡単ですが、ターミナル(通称「黒い画面」)が苦手な人にはハードルが高いかもしれません。ただ「Local」は仮想環境なので、もし失敗してもダメージはほぼありませんので、以下の点に注意して試してみてください。
早速実践してみます。
今回はLocalにて準備した仮想環境でテストを行います。
管理画面にログインして、現在のバージョンを確認します。
バージョンは5.5.1。現時点の最新版です。
Localの左メニューから、操作したいサイト名を右クリックします。
表示されるメニューから「Open Site Shell」を選択すると、ターミナルが開き、対象サイトのSSHシェルにログインできます。
シェルにログインできたら、先ほどのコマンドをコピペして、実行します。
今回は敢えて、4.6.1へダウングレードしてみます。
コアファイルのダウンロードに少し時間がかかりますが、問題なくインストールが完了すると上記の様に「Success: WordPress updated successfully.」の文字が確認できます。
管理画面の方でも、バージョンを確認します。
ダウングレード成功です。
管理画面でも今回指定した4.6.1になっていることが確認できました。
今回、ついでに–locale=jaオプションをつけていたので、日本語設定も有効になっています。
いかがでしたか?
作業自体は非常に簡単です。
ただ、これをレンタルサーバーで実施しようとした場合は、ハードルが高くなります。
まず、SSHでそのサーバーにログインができるか?
WP CLIがインストールされているか?
上記2点が問題となり、最初のSSHでのログインができない時点でこの方法は実行不可能です。
また、仮にSSHでログインできたとして、WP CLIがインストールされていなければ自身でセットアップする必要があります。
詳しいセットアップ方法は公式サイトに記載があります。
WP CLI 公式サイト https://wp-cli.org/ja/
ちなみに、Localの場合は最初からWP CLIがインストールされていますので、すぐに実践可能です。